2020.7.24
15、6年前になるでしょうか、ふと演歌の詞を書きたくなり書き上げたのがこの「無口な酒場」でした。友人の作曲家、夏秋茂実先生が曲をつけてくれました。当時、夏秋先生と私は毎年神戸三宮「生田神社の夏祭り」のカラオケ大会の審査員をしていました。その夏祭りの総合司会をしていた、神戸元町生まれで元漫才師の「船仁のるか」さんが、この曲を気に入ってくれ、レコーディングすることになりました。京都・大阪・神戸を舞台にした男の物語です。


無口な酒場
作詞 国谷幸生 作曲 夏秋茂実
夜汽車飛び乗り 家を捨て 男の旅路 時は流れる 二度と戻らぬ 川面の水に 映す面影 父と母 遠い故郷 偲んで飲めば 胸に吹くよな 鴨川夜風 京都木屋町 灯りが揺れる ここは木屋町 無口な酒場
笑う女将の 横顔が どこか似ている 昔の人に 今は幸せ 暮らしていると いつか届いた 風便り 死ぬと生きると 別れの酒は お初徳兵衛 恋物語 大阪曽根崎 男がひとり ここは曽根崎 無口な酒場
汐の風のる カモメさえ 帰るねぐらは 温かろうに 冷えた身体に 熱燗入れりゃ ほろり命の 花が咲く 明日はどこやら どの空で酔う 港漁火 メリケン波止場 神戸元町 霧笛が響く ここは元町 無口な酒場

